ジャケットのこの表情は今まで画像で出てきていなかったんじゃないかと思います。
この写真でいまさら思ったんですが、エド様、鼻を作っていますよね。。。
今、「合唱」の部分を聞きながらなんですが、文章を考えるとか英文を訳すとか、
ながら作業
はできない曲です。
解説の中から、アニエスカ・ホランド監督によるオリジナル・ライナーノーツ の部分を引用します。
ベートーヴェンについて、誰でも知っていることが二つある。耳が不自由なことと、「ジャジャジャ、ジャーン!」の<運命>を作曲したことだ。でも、この映画は彼の別の面を描いている。つまり、穴の開いたタライの水に足を浸しながら、頭の中は天をかけめぐり、聴覚を失っても唯一聞こえてきた神の声には耳を澄ませる、奇妙な巨人の姿である。『アラビアン・ナイト』の魔法のランプの魔人のように、ランプに閉じ込められている間は外部の音が聞こえないが、いったん凶暴になるとランプを打ち破って現れ、あたりの音をすべてかき消してしまう。身なりは汚く、異臭を放ち、髪も乱れた不快な男で、独唱と合唱を加えたとんでもなく長い交響曲を作曲し、その後、何週間もの練習を費やさなければ演奏できない弦楽四重奏を書いた。ベートーヴェンの楽譜は、今まで書かれた楽譜と全く異なり、艦単に読譜できなかったのである。未開人のようなベートーヴェンは、ある狂気じみた考えにとりつかれていた。絶対的な美を表現するには醜悪な響きを用いることも辞さず、絶対的な秩序が時に混沌のように見えることがある、という考えだ。音楽史上、前代未聞の発見であり、後世の音楽家たちは、どうしたら彼の血まみれの苦闘の跡を消せるだろうかと思いあぐねたのだった。本作のその他の部分については、美女と野獣が互いのしがらみを解き放つ物語という、完全なフィクションに基づいている。
・・・異臭 までは映画では伝わってきませんですし、
エド様である
というフィルターを通してみていたせいか、そんなに不快な魔人には見えませんでしたが。
体調崩しっぱなしで、ニュースのチェックとか、少し手抜きになっています。
あとインタビューの内容のご紹介もまだ・・・。
「Empire Falls」 と 「Winter Passing」 のレビューもしたいのに。