続きです。
休む暇もなく、マエストロはつぎの弦楽四重奏の作曲に余念がありません。
特に大フーガ。これは彼にとっては自信作。
(本当に弾いている)
訪ねてきたアンナに、感想を求めます。
(こんな格好のまま)
醜い。と、非常に率直にアンナがいうと、
醜くても、内臓をえぐるような美しさがある。と。
そしてご機嫌のいいマエストロは、アンナを抱えて踊りだしたり。
さらに、サインと呈辞を入れた楽譜をアンナに進呈。
アンナもまた、ベートーヴェンに見せたいものが。
彼女の作曲したピアノソナタ。
弾きながら、悪乗りするベートーヴェン。
おならの音楽だ!とかなんとか。(ガキである)
そして、泣き出しかけたアンナに気づく・・・。
謝りながら後を追うベートーヴェン。
後悔しきり。
ついに出かけ。
修道院に乗り込み。
許しを請う。。。
ベートーヴェンにひざまづかれちゃあね。
和解。
帰ってきたアンナに、弦楽四重奏の思想を語ります。
美しい場面のひとつです。
そして、Wash me. の場面。
二人の間に、不思議な関係が築かれていることが想像されるシーンです。
つぎで終わりです。