監督 クリス・コロンバス
音楽 ジョン・ウィリアムス
共演 スーザン・サランドン
ジュリア・ロバーツ
ジェナ・マローン
リーアム・エイケン
ゴールデン・グローブ賞最優秀女優賞ノミネート(スーザン・サランドン)
ブロックバスター・エンターテインメント最優秀主演女優賞受賞(ジュリア・ロバーツ)
同最優秀主演女優賞ノミネート(スーザン・サランドン)
同助演女優賞ノミネート(ジェナ・マローン)
BMI映画音楽賞受賞(ジョン・ウィリアムス)
ヤング・アーティスト賞主演女優賞受賞(ジェナ・マローン)
同十歳以下の俳優賞受賞(リーアム・エイケン)
他
アメリカ 124分
ジャッキー(スーザン・サランドン)と元夫のルーク(エド・ハリス様)は娘のアンナ(ジェナ・マローン)のことで学校から呼び出される。アンナの虚言癖の原因は、父親が最近恋人のイザベル(ジュリア・ロバーツ)と同居を始めたこと。
アンナと弟のベン(リーアム・エイケン)は、ファッション・フォトグラファーとして忙しいイザベルにはなかなか心を開かず、イザベルは空回りしがち。
そしてルークがイザベルにプロポーズをしたのと同時期に、ジャッキーが癌に侵されていることがわかる。
それをきっかけに対立しがちだったイザベルとジャッキーは少しずつ打ち解けるようになり、母の病気を知って動揺し、反発した子どもたちも、イザベルを受け入れるようになる。
エド様じゃなかった、ルークは、子煩悩のお父さんです。
その一方で、ちょっと女にだらしがない、でも今度の恋は本物。という役どころ。
子供を通して前妻とも親密に付き合っていて、彼女の助けにもなろうとする。
・・・という、現実ならかなりむずかしい立場にいる男の役を、無理なくあっさりした感じで演じていました。
どうかするとすごく嫌なヤツになりかねないと思うんですけど、脚本が良かったんだと思います。
ルークは弁護士です。学校に呼び出されているときにも電話が鳴り、ジャッキーに怒られています。
イザベルと。お料理はルークの役目。
子供と遊ぶ。
母親とのこと、イザベルとのことを聞かれて、ちゃんと真面目に答えるお父さんです。
ジャッキーは病気のことを相談しようとしますが。
ルークがイザベルとの結婚の話を切り出し、いえなくなってしまう。
プロポーズの場面。
糸というか、紐を伝って指輪がイザベルの指へ。
なかなかな演出・・・なんでしょうか。。。微妙です。
息子が怪我をしたときには、その場に一緒にいたりする元夫婦。
そして、病気を打ち明けるジャッキー。
一緒に乗り越えよう。代われるものなら代わってあげたい。
・・・というエド様(じゃないってば。)いいな~。
母親の病気を知って、動揺するアンナ。
しかし母との絆はさらに強くなり、母の言葉でイザベルを受け入れようという気持ちにもなってきます。
クリスマスの準備。
そして、クリスマス当日。
皆の写真を撮ろうとするイザベル。
一緒に映ろう。家族なんだから。。。
で。この写真ではっきりわかりました。
エド様、脇役だったのね。。。
ジュリア・ロバーツ、どうも苦手で。。。
どうしてスーザン・サランドンと別れてジュリア・ロバーツなんだ!
しかもスーザン・サランドンは病気~?ひどいー。
という屈託を抱えながらの鑑賞でしたが、それを救ってくれたのがエド様の表情。いい顔をするんですー。
これは、とても娘と話している顔には見えないけど。
これはプロポーズの時。
子どもたちに結婚のことを話す。
娘と。
プレゼントを息子に渡す時の、おどけた演出。
でも、最高だったのは。
クリスマスツリーを運んできた帰りがけ、ジャッキーに投げキッスをしたこの瞬間でした。
ぶれちゃったのが残念・・・。