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エド・ハリス様だけは呼び捨てにできない私がようやく作ることを決心したブログです。
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続きです。今日でこのインタビューは終わりです。 iW: それで、あなたがたはここ(トロント)で撮影したわけですね。シカゴでは町の外観の撮影か何かをしたのですか? E: 確かやったはずだ。それから、彼女は(残りのフィルムを)ここで撮ったあとで、スロバキアでも仕事をしたよ。 iW: 冒頭の一連の場面と回想場面は雰囲気がありますね。 E: そうなんだ。彼女の腕はすばらしいよ。 iW: 聖人に列せられようとしている女性の役の女優、バルバラ・スコヴァには会いましたか? E: うん。そばにいたからね。彼女に挨拶し、あう機会があったよ。彼女と演技するのはステキだっただろうな。彼女は本当にすばらしい。彼女のビデオを見ただけでもそう思った。気づかれないように彼女を見ることができただけでもよかったよ。アニエスカのすごい選択能力のひとつだと思う。全編に渡って一言も口を利かない女性なんだ。それなのにこの女性の中で何かが起こっていることを、見ているものにははっきりとわかる。 iW: 三番目の奇蹟が、何か起こったとお考えですか?それともそれは常に残された問題のままであるとか・・・。 E: それは常に保留にされていた問題なんだ。もし奇蹟をカウントしようとしたら、ある種の人々は多少混乱するだろうね。しかし、マリアに起きた全てのことが、ひとつの奇蹟だと考えられるんじゃないかな。ループスからの回復にせよ死の床からの生還にせよ、それがひとつのことだ。もうひとつは爆弾のことだよ。そして3番目の奇蹟といえるのは、少なくともフランクについて考えられるのは、彼がまだ神父だということじゃないかな。彼が神父であること、彼の運命はこれで、それが彼の欲しているものであり、彼が信じるものがこれだということに彼が気づいたこと。あるいは子どもがそうかもしれない。誰かが子どもを持つということが、奇蹟だと考えられるかもしれない。もし奇蹟を数えているとしたら、その人たちはこの映画について間違った考え方をしていると思う。それがたとえ 「サード・ミラクル」 というタイトルだとしてもね。 iW: あなたのキャリアの中で、大作と小品との両方がありますが、あなたは 「小品から始めて大作に移ろう」 というような過程をとってはいないようです。どちらが好きだとかいう考えは持っているのですか? E: 作品と、どういう人たちと働くかといったことだけだよ。これがこのところ私が携わった映画では実際に初めてのインディペンデント系のものなんだけれど、自分がそうできたことが嬉しいよ。今ちょうど自分で監督した、ほかの作品の編集室から出てきたところなんだ。このジャクソン・ポロックについての映画は、つぎのインディペンデント系の映画になる。実際のところ、インディペンデントの世界に戻れて嬉しいよ。 iW: ポロックの映画はイースト・ハンプトンで撮影したのですか?(ポロックがその死まで生活していた場所) E: ポロックの家のイースト・ハンプトンで外観を撮影したよ。その家を管理しているアラン・ハリソンがとても協力的だったんだ。 iW: 私はまさにあそこで育ったんです。ポロックのお墓に行ったこともありますよ。 E: へえ、そうなの?あそこではずいぶん撮影したよ。ノヴァ・スコシアを見に行き、ほかの場所も見に行ってみたけれど、50年前のあの辺りと同じような感じの場所を探してみたんだけれど、現在とでは感じが違っているんじゃないかと心配で、杉の木が生い茂っているし、周りの見晴らしも彼ら(画家のポロックやウィレム・デ・クーニングら)がいた頃とは違っているんじゃないかと思う。当時はもっと開けていたはずだからね。でも、そこについてのリアリティは犠牲にしたんだ。 iW: それがあなたの初監督作品ですか? E: そうだよ。(くすくす笑う)私はポロックを演じた上に監督もしたんだ。手一杯だったよ。本当だよ。でも私はずいぶん長い間準備をしてきたからね。ほかの誰かの手には、絶対に渡したくなかった。監督としてのキャリアをこういう形ではじめたいとは思っていなかった。本当にこんな始め方はしたくなかった。これについては特別な思い入れがあるし、そのヴィジョンを譲ることはしたくなかったんだ。 以上です。 最後のほうは、「ポロック」 についてでした。 というわけで 「ポロック」 につなげていきたいと思います。 なんだか、作品よりも 「ポロック」 について語るエド様から先に取り上げたくなってしまいました。 ここ数日、MDに落としたDVDのコメンタリーを聞いているところです。 (どうしても途中で眠ってしまいます・・・。) 私事に関係するのですが、ループス について。 (以下、鬱陶しい話題なのでスルーしてくださって結構です。) 映画の中で顔を含めたからだじゅうに傷のある少女マリアが、傷を癒される場面がありました。 エド様の言う ループス はその潰瘍のことだと思います。 もともと ループス というのはラテン語で狼のことで、噛み傷のようなその症状をそう呼びます。 SLE(全身性エリテマトーデス)という病気があって、エリテマトーデスというのは紅斑のことですが、正確には ループス・エリテマトーデス といいます。 膠原病のひとつです。 たぶんマリアという少女はその病気だったのかな、と思っています。 私は(個人の事情を申し上げて恐縮ですが)SLEを含めた膠原病の疑いで、経過観察中です。 ちょっと厄介な病気です。 そんなわけで、マリアに興味を持ってしまったのでした。 (あそこまでひどい紅斑は、なかなかないと思いますが。)
by mifuyusasa1
| 2006-05-24 20:13
| エド様 Interview
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